介護職員の疑問を解決するブログ

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特養の内情を知る2つの方法 転職先の違い比較 例 静岡の特養データまとめ

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転職する時どんな特養か知りたい、職員数は平均勤続年数が知りたい、そんな人は多いと思います。

そんな時は厚生労働省が運営している、介護施設の情報サイトのチェックがオススメです。

ここでは

・施設職員数

・一年の退職者数

・取得している加算状況

・計画的な新任研修の有無

・論理規定の有無

などの他、運営状況も知る事ができます。

 

介護事業所・生活関連情報検索「介護サービス情報公表システム」 (mhlw.go.jp)がすごく便利よ

本来は介護施設を使う人が前もって施設情報を知るための情報共有サイトなんだけど施設のHPに掲載されていない情報も多いのよ

一年の退職者数もわかるし、利用者さんの数とか職員の数がわかるだけでも大分違うわよね

 

特養の内情を知る方法

転職前には情報収集は大切です。

退職するための方法は悩む人が多いのですが、転職先の職場は今より良い職場ならいい、と感じているせいか、しっかり調査していない人も多いです。

そのため、情報収集をしてもらえる人材紹介会社を頼る人が多いのですが、無料で優しくしてくれるのは理由があります。

・転職者は商材である

・方法によっては繰り返し使える

人材紹介サイトの情報は、個人でも調べることが出来る情報も多いです。

基本的には膨大なデータベースを利用して、希望条件を紹介してくれます。

恩恵がデータベースによる部分が大きいせいもあることから、最近は登録をしないと求人検索をすることが出来なくなってきています。

 

正確な施設情報は情報公開システムとホームページでしかわからない

給与情報は施設のホームページに記載されている事も多いです。

・転職先のホームページ

・介護情報公開システム

の2つは必ず確認しましょう。

施設の理念や介護感など面接前に知りたい事もまとめておきましょう。

 

確認すべきは昇給の仕組みと2つのルール

介護職員として勤務していくのであれば、長く働き経験を積むことで収入を上げていける事が必須となります。

そのため、特に注意すべきは総合的な年収ではなく

・基本給

・休日数

の2つです。

 

具体的な基本給として

大卒     19万以上

専門、短大卒 18万付近

高卒     17万以上

具体的な休日数は120付近が推奨です。

 

昇給の仕組みについては、能力給や年齢給など昇給の仕組みが会社によって決まっています。

昇給があるかどうかもホームページに記載がある場合もありますし、ない場合は面接や問い合わせ時に確認しましょう。

電話が苦手な場合、ホームページからメールでの問い合わせも出来る施設が多いですので利用すると便利です。

 

静岡市葵区の特養データ比較(事業者番号順)

今回は介護サービス情報公開システムに掲載されていた事業所を事業所順に5つ比較してみたわ

ちなみに研修計画は全ての職員が対応しているか、が条件になっているわよ

 

介護サービス情報公開システムの情報を参照、一部比較用にまとめました

 

施設名 利用者数

正規介護職員数

非正規職員数

新任・現任研修計画の有無

www.rakuju.or.jp

156/156人 45人 11人 有り/有り

www.shizuoka-kosei.or.jp

110/120人 52人 2人 有り/有り

www.yoshizuen.or.jp

80/80人 28人 8人 有り/有り

www.surugakai.net

148/150人 79人 19人 有り/有り

www.sakura.or.jp

79/80名 23名 14名 有り/有り

 

事業者番号が若い施設は経営年数も長いから研修も充実しているわね。一方経営年数が短い施設は利用者数が少なかったり、研修がない場合もあるわ。

求人は各HPから申し込み出来るわよ

自治体のホームページからどんな特養があるかはわかる

例えば静岡市を例にすると、福祉系の項目から市内の特養のリストを紹介しているページがあります。

介護施設のホームページとのリンクもありますので、どういった施設があるのか調べてみましょう。

都市部にある施設はわかりやすいですが、山間部にある施設は知名度が低く、知られていない施設も多いです。

まずは近隣にどういった施設があるのか、確認しておきましょう。

介護職は転職で急に給与は上がらない

介護施設介護保険収入の大部分は人件費に使われています。

大体総収入の62%以上が人件費になっていますので、そもそも大きくは収入は変わらないものです。

変わる場合はブラックな職場である場合です。

 

最近ゾン100というゾンビになるまでしたい100の事を見ました。

あそこまでのブラック企業は中々ありませんが、やりがいや将来性を感じられない会社の場合は辞めるのが最優先の選択肢と言われていました。

確かにそれは正解だと思います

例外としてブラック介護施設に勤務していた場合は、大幅に上がる可能性がありますので、上司の収入が不安だったり給与に心配がある場合は転職を考えてもいいと思います。

 

長期間勤務し、昇格することで収入は上がっていきます。

夜勤専従など役職につかなくても稼ぐ方法はありますが、昇格することで夜勤を減らしても同じ収入になったり、心身の負担を減らすことができます。

転職する際は昇給があり、働きやすい職場を選ぶことが収入アップの近道です。

特養の内情を知る2つの方法まとめ

介護施設の求人は新卒と中途採用の募集で成立していますが、新卒の募集は年々厳しくなっています。

福祉大学を例にしますが、年々生徒数は減少しています。

介護保険開始時と比較し、介護大学の学生数は半分以下になっていますし、女性が大半だった以前と違い男性が多くなってきています。

 

新卒も社会福祉協議会へ進路を進みたい人が多く、近隣の施設に就職する人はさらに少ないです。

中途採用の募集は強化されており、情報収集能力とアピール力が大切になっていきます。

今回紹介した介護情報公開システムは、施設情報をチェックする際に定番ともなるサイトですので、覚えておいても損はありません。

特に加算状況は処遇改善加算があるかどうかわからない場合、サイトでチェックできますので、資料として活用してほしいです。

読んで頂き、ありがとうございました。

疑問などありましたら、コメントなど頂けると嬉しいです。