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NHK クローズアップ現代 在宅ケアハラスメントについて 2023年5月16日報道

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密室からの悲鳴 在宅ケアハラスメント


在宅ケアで深刻なハラスメントが起きている、そんな在宅介護の問題点が放映されました。

 

NHK クローズアップ現代 在宅ケアハラスメントのあらすじ

在宅ケア ハラスメントの光景
「なにやってんだよ 全部やれよ ちゃんとオラッ」
「こちらじゃないんですか」

全身裸で座っていて 包丁も床に転がってる

・ビンを投げつけてきた
・膝を触られ、卑猥な言葉を言われた
・看護師ごときが
・お前はバカか
・ヌード写真の本を部屋中に

かなり深刻になっています。

 

ある調査では
言葉による暴力 48%
身体的な暴力  23%

 

当事者の問題としてパートナーに


常にトラブルメーカー
もう死んでもいいんじゃないか
と思われることも

 

ハラスメントのない在宅ケアを目指す為にはどうしたらいいのか

代表的な在宅ケアハラスメント一覧

訪問介護の利用者は100万人以上 介護保険開始から2.6倍


①家族の食事も作って
②出口をふさぎ 帰らせない
③カメラで監視
髪をひっぱられ転倒
反社会勢力の名前で脅す

 

④⑤は普通に犯罪ですね
利用禁止と言われてもおかしくないです

 

昔 訪問医師が心停止した患者の心臓マッサージをしなかった
散弾銃で撃たれた事件もありましたね・・・

 

NHK クローズアップ現代 在宅ケアハラスメント視聴し感じたこと

ここでは新規に訪問介護を立ち上げた人がハラスメントを受けた光景が出ていました。
・始めてのお客さんだからと頑張りすぎた
・新規で良い顧客が少ない
・ハラスメント顧客に時間と心理的負担が多くなった

普通なら受け入れ停止ですが、頑張りすぎたんですね💧

 

訪問看護をしたら、やりとげないといけないという責任感
看護を受ける側は人生の不条理

ハラスメントを受けてもケアをするか
自分達の安全を第一にするのか

最終的には
ハラスメントをしてきたら、契約を解除する、という方針を公表する事業所も出てきています。

 

音声で証拠を確保
弁護士に相談
契約解除

の流れでした。

 

ただ利用者が生活できなくなるのかも、という苦労はある
ですけど、実際契約に移っているのが介護保険
ボランティアではないのです
双方に事情がある、と言われていましたが、事情があるのは利用者だけです!

ケアを止めない方が悪いみたいな言い方は止めて欲しいです
正義感が問題ってちょっとひどいと思いました。


また最善なケアをするための方法として
周囲の魚屋さんなどの環境自体がボランティアで本人が過ごしやすいようにケアしていく
というものがありましたが、絶対無理だと思う・・・
人員足りないし、ボランティアでそこまでやる人いないよ・・・

 

一応2人で訪問すると費用にプラスが付くなど色々はやっているようですけど・・

まとめ

誰でもハラスメントをしてしまうリスクはある
利用者にも悩みはある

という話でしたが、サービス提供する側には関係ないですよね?

 

何故認知症になるのか、とか聞かれてもしょうがない
ぶっちゃけやつあたりです。

 

在宅ケアって人生を一緒に考える、そこまでやらないといけないのか
なんか担当が違くないですか?
そんな事を感じた番組でした。



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