介護職員は色々な事が言われていますが、高齢化社会の中では社会のインフラとして、役立つ仕事です。
その為、一定の報酬は期待出来ますし、一生の仕事としてやっていくことも可能です。
注意点としては
- 職場選びで決まる
- 介護サービス情報公開システムは要チェック
- 腰痛予防は必須
- 礼儀とコミュ力はある程度必要である
介護サービス情報公開システムについては下記の記事を参照して下さい。
介護の仕事の本質
- 生活のサポート
- 負担のメインは移動すること
- 高齢者の気持ちを安定させるチームプレイ
- 職員のお互い助け合いが必須
高齢者の生活サポートですが、一番負担が強い仕事内容は高齢者を移動させることです。
ベッドから食堂、食堂からベッド、リビング、トイレ・・・移動させるための労力が最大の負担となります。
介護ロボやリフトを採用している施設も多いです。
人力のみ、の施設などは体が即逝ってしまいますので、辞めておいたほうがいいでしょう。
特に初期は介護技術が高くない状態ですので、短期間で腰を痛めてしまう人が非常に多いです。
そして、それはほぼ永久に治りません。
腰痛体操や予防、先輩から腰を壊さない方法を早期に学びましょう。
腰痛がない職員もいますので、真似をした方がいいです。
介護職の仕事の収入について、年収は?
- 初期は低い
- 報告されている平均年収は40代相当
- 昇給はある施設とない施設がある
- きちんとした施設なら平均年収は獲得出来る
20代から始めた場合は、年収300万程度です。
8年以上の経験がある場合は年収400~450万位となります。
ただ平社員である場合や、介護福祉士やその他の資格を所有していない場合は年収300万円代から抜け出すのは難しいです。
介護福祉士は必ず取得しておきましょう。
よく例として日本の一般的な平均年収が数字として出されます。
ですが、その平均年収は10年近く仕事をした会社員の年収額となっています。
高い年収が報道されている場合もあります。
そういった職種はその人が優秀であったり、業務独占をしている資格を取得している、高い学歴があるケースです。
介護職は平均的な年収を稼げる程度のお仕事
- 底辺の仕事ではない
- 社会的な信用度も高い
- 福祉の仕事である
- 生活は出来るくらいの仕事
- 準公務員待遇クラスなので、好景気には弱い
実は介護職は結構ずるい位優遇されている
中堅クラスの職種と比較した場合、飲食などは昇給は期待出来ない場合が多いです。
平均年収も低く、経営者クラスではないと平均年収には至らないケースもよくあります。
比較すると
- 処遇改善金が支給される
- 処遇改善の種類は年々増えている
- 収益性が安定しやすい
地方との平均で介護職の年収は出されるため、低めであるため、介護職の年収は低めに出されることが多いです。
比較して公表される平均年収は高めな場合が多く、賃金が底上げされやすくなっています。
介護保険前よりは賃金は低い
介護保険前は措置制度であり、そもそも働く場所も現在ほどない環境でした。
今は民間業者もありますので、非常に多くの働く場所があります。
措置制度の頃の特徴
- 昇給は準公務員準拠
- 賞与は年に3回以上
- 賞与倍率も高め
- 年功序列である
- 自動的に給与は上がるシステム
- 管理者の給与は高い
結局介護職ってやった方がいい仕事?
- 大手企業や公務員になるのが難しい人
- 排泄介助など気にならない人
- 飲食より高給が欲しい人
に適正があります。
飲食と同じレベルで仕事がありますが、ちょっと報酬が多い。
でも医療職よりは低め、それが介護のお仕事です。
2024年の処遇改善補助支援金でさらに給与アップ中
自分で探す方法が最善ですが、カイゴジョブなどを使うのもありです。
登録しておくと、スカウトがバンバンきます。
ただし、きちんとこちらの条件を見ていない場合も多いですので、報酬はあまり期待出来ないケースも多いです。
近隣での募集が自動的にわかる、その位と考えておいた方がいいでしょう。
介護職に就く前にチェックすべき7つのポイント
- 年収はどのくらいになるか
- 介護機器はあるか
- 研修は充実しているか
- 勤続平均年数は長いか?
- 処遇改善加算は取得しているか
- 年休が110以上はあるか
- 子育てなどのサポートはあるか
この点は確認しておきましょう。
まとめ
介護の仕事ではネガティブな意見も多く聞かれます。
ただその大半は
- 設備が整っていないことによる負荷
- 仕事をする技術が十分ない
- どういう仕事であるか、自覚していなかった
が原因です。
対応策としては
- 介護技術を教えてくれる施設
- 昔からある施設
- 介護機器がそろっている施設
を選ぶことが大切です。
介護の人材紹介会社がよくクローズアップされていますが、あくまで紹介がお仕事です。
前もって、どういった環境が長く仕事をするためにベターであるか、は自分で知っておかなくてはいけません。
まずはどういった職場があるか、自分の目で確認しましょう。
人材紹介会社への登録は、それからでも遅くはありません。